プログラミング言語C++ [C++]
プログラミング言語の目的は、プログラマがよりよいプログラムをより早く書けるように支援することである。どのプログラミング言語でも、プログラマが不当に苦しまずに学べ、かつ使うことができなければ、この目的を達成することはできない。
(Bjarne Stroustrup)
言語は、われわれの考え方を規制し、
なにを考えられるかということまで決めてしまう
(B.L.Whorf)
プログラミング言語は、二つの関連した目的に対して役立っている。即ち、プログラマが実行すべき動作を指定する道具を提供すること、およびプログラマがなにができるのかを考えるときに使う概念を提供することである。
「C++でよいプログラムを書くにはどうするか」という疑問は、「よい英語の詩を書くにはどうするか」という疑問と非常に似ている。これには、二つの答えがある。即ち、「なにをいいたいのかを知りなさい」というもの、また「練習しなさい、よい作品を真似しなさい」というものである。両方の忠告は、英語の場合にもあてはまるように、C++に対しても適切であるようにみえる。そして、それを守るのが難しい。
新しいプログラム言語を学ぶための唯一の方法は、
それでプログラムを書いてみることである
(Brian Kernighan)
多くのプログラムには、理解できなかったり、あいまいであったり、まったく間違っている注釈が含まれている。間違った注釈ならば、ない方がましである。
言語自身の中で述べることができるならばそうすべきで、それは注釈でふれるべきではない。
言語の中で一度明らかに決められているものは、注釈の中で再度ふれるべきではない。
正しく選択されよく書かれた注釈は、よいプログラムの一つの要素である。よい注釈を書くことは、よいプログラムを書くのと同じくらい難しい。
繰り返すのは人間であり、再帰するのは神である。
(L.Peter Deutsch)
プログラミング言語C++ (アスキーアジソンウェスレイシリーズ―Ascii Addison Wesley programming series)
- 作者: Bjarne Stroustrup
- 出版社/メーカー: アジソンウェスレイパブリッシャーズジャパン
- 発売日: 1998/12
- メディア: 単行本
プログラミング言語C++ (アジソン ウェスレイ・トッパン情報科学シリーズ)
- 作者: ビョーン ストラウストラップ
- 出版社/メーカー: トッパン
- 発売日: 1993/09
- メディア: 単行本
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