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百人一首 002 [資料]

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の

衣ほすてふ 天の香具山

(持統天皇)


 春がすぎて夏が来たらしい。夏になると、白い衣を干すという、天の香具山に〔あのように白い衣が干してあるよ〕。

 万葉集の原歌は「春過ぎて夏来たるらし白栲の衣ほしたり天の香具山」。原歌に比べて「夏来にけらし」では季節感がぼやけ、「衣ほすてふ」では眼前の実景が弱くなる。

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