百人一首 002 [資料]
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山
(持統天皇)
春がすぎて夏が来たらしい。夏になると、白い衣を干すという、天の香具山に〔あのように白い衣が干してあるよ〕。
万葉集の原歌は「春過ぎて夏来たるらし白栲の衣ほしたり天の香具山」。原歌に比べて「夏来にけらし」では季節感がぼやけ、「衣ほすてふ」では眼前の実景が弱くなる。
2018-10-03 14:41
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