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地球温暖化-CO2主犯説を斬る 資料11~15 [科学]

地球温暖化論、ここが変だよ!(江守正多) [科学]

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 http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/4/4-1/qa_4-1-j.html

地球環境研究センター
>ホーム>地球環境学習>ココが知りたい温暖化>Q&A

Q.二酸化炭素の増加が温暖化をまねく証拠
 二酸化炭素が増えると温暖化するというはっきりした証拠はあるのですか。

A.私が答えます!
 地球環境研究センター/温暖化リスク評価研究室長 江守正多


 二酸化炭素が増えると温室効果が増えることの「証拠」

ところで、大気中における赤外線の吸収、放出の主役は、大気の主成分である窒素や酸素ではなく、水蒸気(注3)や二酸化炭素などの微量な気体の分子です。赤外線は「電磁波」の一種ですが、一般に、分子は、その種類に応じて特定の波長の電磁波を吸収、放出することが、物理学的によくわかっています。身近な例としては、電子レンジの中の食品があたたまるのは、赤外線と同様に電磁波の一種であるマイクロ波が電子レンジの中につくりだされ、これが食品中の水分子によって吸収されるためです。

(注3)水蒸気の役割についての説明は別の機会にゆずりますが、水蒸気の存在を考えに入れても、今回の説明の内容に本質的な影響はありません。
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 江守正多氏は、身近な例として電子レンジをあげています。――「電子レンジの中の食品があたたまるのは、赤外線と同様に電磁波の一種であるマイクロ波が電子レンジの中につくりだされ、」――というところまでは、問題ないと思います。

 問題なのはその後の、――「これが食品中の水分子によって吸収されるためです。」――という部分です。電子レンジのマイクロ波は赤外線と違って、水分子に直接吸収されて温めることはないのです。
 それは、コップに入れたミルクやお酒を実際に温めてみれば分かります。もし、電子レンジのマイクロ波を水の分子が直接吸収するのであれば、水の表面だけが温まり均一に温まらないことを意味しますが、そんな電子レンジはクレームになるので売れません。江守氏が、電子レンジを使ったことがないとは思えないのですが…


電子レンジの加熱周波数は、日本では2.45 GHzである。水分子の分子内振動は、OH伸縮振動、逆対象伸縮振動、変角振動などがあるが、いずれも赤外線の周波数のところにあり、マイクロ波よりは3~4桁ほど高い。水素結合を介した分子間振動はTHz領域にあるが、それでもマイクロ波より2桁高い周波数のところである。従って、電子レンジで使われている電磁波が水分子の分子内振動や分子間振動に直接エネルギーを与えることはない。

 電子レンジの加熱原理は、水分子がマイクロ波を直接吸収するからではないのです。

 電子レンジは、マイクロ波によって電子レンジの中の電場を変化させさせます。その電場の変化によって水分子が振動し、分子間の摩擦によって食品を加熱しているのです。だから、電子レンジは食品の内部まで均一に短時間で加熱することが可能なのです。

 素人や子どもにも分かりやすいと思って、江守氏は電子レンジを例に出したのだと思います。でも実際には、水分子はマイクロ波を吸収して温まってはいません。こういう、文字通り「子ども騙し」の説明をするから、かえって胡散臭いと言わざるを得ないのです。

 地球温暖化論に与する人に、こういう子ども騙しな説明をする方が多いと感じるのは私だけでしょうか。、、

(by 心如)


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 低燃費だけど、車体価格もそれなりに高いので、ある程度の距離を走らないと元がとれないと思います。徒歩通勤には要らないから。、、


地球温暖化論、ここが変だよ!(江守正多) [科学]

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 http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/4/4-1/qa_4-1-j.html
地球環境研究センター
>ホーム>地球環境学習>ココが知りたい温暖化>Q&A

Q.二酸化炭素の増加が温暖化をまねく証拠
 二酸化炭素が増えると温暖化するというはっきりした証拠はあるのですか。

A.私が答えます!
 地球環境研究センター/温暖化リスク評価研究室長 江守正多


 その極端な例が金星です。もしも金星の大気に温室効果がなかったら、金星の表面温度はおよそ-50°Cになるはずですが(注5)、二酸化炭素を主成分とする分厚い大気の猛烈な温室効果によって、実際の金星の表面温度はおよそ460°Cになっています。これは、地球もこれから二酸化炭素がどんどん増えれば、温室効果がいくらでも増えることができる「証拠」といえます。

 (注5)金星は地球より太陽に近いですが、太陽のエネルギーのおよそ8割が雲などによって反射されてしまうので(地球の場合はおよそ3割)、温室効果がなかった場合の温度はこのように地球よりも低くなります。
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 この江守正多氏の説明を読んで、「そうか、もしも金星の大気に温室効果がなかったら、金星の表面温度は-50℃くらいになるのか」と考える人がいたら、その人は相当お目出度い人間だと思います。

 なぜなら、金星の実際の表面温度はおよそ460℃と書かれています。そして、もし金星の大気に温室効果がなかったら、金星の表面温度はおよそ-50℃に低下するのだったら、金星の表面温度は約500℃も下がることになるのです。

 金星には太陽のエネルギーのおよそ8割が雲などによって反射されるほどの濃密な雲が存在しているとのことですが、それは、あくまで金星の表面温度がおよそ460℃の状態での話です。

 金星の大気が温室効果を失い、金星の表面温度が-50℃に向かって冷え始めたら、金星の表面温度の低下に伴って金星の雲量も変化すると考えるのが普通です。

 しかし、江守氏は、表面温度が460℃から-50℃へと、約500℃くらい低下しても金星の雲量は変化しないと考えているのです。

 まともな気象学者であれば、惑星の表面温度が数百℃も下がれば、雲量も変化すると考えるはずです。この説明をみただけで、江守氏が気象学にあまり精通してないことが判ると思います。

 また、本当は解っていて、こんな子ども騙しな説明をしているとしたら… 国民の税金を報酬として受け取る資格はないと思います。

(by 心如)

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 マイカーをアクアに買い替える予定でした。でも、歩いて通勤することになったので、いま乗っているクルマを整備して、クルマの買い替えは見送りになりました ^^;


温暖化の主因は太陽活動の変化!? [科学]

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池田清彦氏 温暖化の原因はCO2ではなく「太陽活動の強弱」
(更新 2012/5/17 11:30)

 先月19日、国立天文台と理化学研究所などの国際チームは、近年の太陽の磁場の観測から、太陽が休止期に入る可能性があると発表した。早稲田大学国際教養学部教授の池田清彦氏は、このニュースが日本で流れたことで原発推進の論理も破綻したと主張する。

*  *  *

 アメリカあたりでは、近い将来地球が寒冷化するだろうとは大分前から言われていたが、このニュースは日本の大新聞に載ったところに意義がある。私を含めた少なからぬ数の科学者たちは、地球の過去の気温変動を考慮に入れて合理的に考える限り、太陽活動の強弱こそが地球の気温変動の主因だと主張してきたが、CO2主因説を信じて(信じるふりをして)金儲けをたくらむ利権集団(この中にはもちろん原発推進論者も含まれる)に騙されたマスコミは聞く耳を持たず、つい最近まで厳冬が続くのもCO2による温暖化のせいなどという妄言を報道していたのは周知のことである。

 CO2が増大し続けたら大変なことになると言って原発を推進してきた論理は今や完璧に破綻した。増大したCO2を減らす術は今のところないけれども、原発もまた、たとえ安全に動いたとしても、不可避的に生ずる高レベル放射性廃棄物をパックしたガラス固化体(1メートル以内に近づくと数十秒で致死量の放射線を浴びる)の数は、原発を動かし続ければ2030年には7万本に達するという。安全な放射線レベルに達するまで千年もかかるという膨大な数のガラス固化体をいったいどこに保管するつもりなのか。CO2の増大は寒冷化の予防に多少の役に立つが、ガラス固化体は危険なだけだ。

 環境省は未だにCO2を減らそうなどとアホなことを言っているようだけれども、脱原発を推進するのに今一番有効なのはガスタービンの火力発電所を新設することだ。1年もあれば建てられる。東電は鹿島火力発電所に80万kWのガスタービンを建設中で、今年の6月には完成するという。関西電力も原発の隣にガスタービン建てれば何の問題もないのにね。

※週刊朝日 2012年5月25日号
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 地球をいまの状態に温めているのは太陽からの放射だというのは常識だと思います。
 
 その熱源である太陽の活動が一定ではなくて変化しているのも事実のようです。
 
 太陽活動の変化が地球の気温に影響がないと言い張る気象学者の頭の中味はいったい何が詰まっているのだろうか…
 
(by 心如) 

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地球温暖化は砂上の楼閣!? [科学]

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地球温暖化は「砂上の楼閣」なのか?
(更新 2013/1/26 07:00)

 環境問題を語るときに必ず登場する「地球温暖化」という言葉。でも実はここ15年ほどは平均気温は上昇していないと、生物学者の池田清彦・早大教授は指摘する。

*  *  *

 ここ15年間、世界の平均気温は全く上昇していないのは事実なのである。英国気象庁とCRU(クライメートゲート事件の発端となった研究所)は去年、3千地点を超える気温観測データに基づいて、ここ15年間の世界の平均気温の推移を公表したが、温暖化傾向は1997年に終了している。またNOAA(米海洋大気庁)の気象衛星から測定した対流圏(地表から10~20キロメートルの大気圏)の平均気温もここ10年間以上ほぼ横ばいである。地球の気温変動に最も関係があるのは太陽の活動で、20世紀から21世紀はじめにかけて、気温変動と太陽活動はほぼパラレルに推移している。20世紀後半はたまたま太陽活動の上昇とCO2濃度の上昇が重なったので、一部の気候学者はCO2の増加が気温上昇の原因であると誤認したのだ。それが証拠に、21世紀に入って太陽活動が低下するに及び、気温上昇はピタリと止まったのである。もちろんCO2濃度はどんどん上昇しているけどね。

 そういうわけで、去年の11月から12月にかけて、カタールで開かれていたCOP18(国連気候変動枠組み条約18回締約国会議)が盛り上がらなかったのは当然なのだ。COPはもはや国連官僚とEUの面子のためだけの組織となった。途上国は温暖化をネタに先進国から資金援助を引き出そうとゴネるだろうが、温暖化論自体が砂上の楼閣なのだから、聞くフリだけしていればいい。そんなしたたかな官僚が日本にいるかどうかは知らないけどね。

※週刊朝日 2013年2月1日号
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 過去10年間の地球平均気温の変化を見れば、中国やインドの経済発展に伴って二酸化炭素の排出量はどんどん増えているのに、温暖化している様子はありません。これを見れば、二酸化炭素濃度によって地球の平均気温が決定されるなんて在りえないと言わざるを得ませんが…
 
(by 心如)

「地球温暖化」神話 終わりの始まり(1) [科学]


「地球温暖化」神話 終わりの始まり

「地球温暖化」神話 終わりの始まり

  • 作者: 渡辺 正
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2012/03/09
  • メディア: 単行本



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 日本は2006年度から国・地方・民間を合わせて20兆円以上も「温暖化対策」に使ってきましたが、CO2の排出が減った形跡はまったくありません。財政難だといいながら巨額な血税をドブに捨て、いまも捨て続けているのです。
 「人為的CO2脅威論」は、どうみても裸の王様――それを暴ききった著者渾身の一冊。

地球温暖化神話 表紙.jpg

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地球は冷えるのか [科学]

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http://www.nikkei-science.com/201208_040.html
日経サイエンス 2012年8月号
特集:太陽異変
地球は冷えるか
宮原ひろ子(東京大学)

 太陽活動(太陽の黒点活動)が変わることで地球の気候にどのような影響が出るのだろうか。太陽放射の変化,中でも紫外線の放射量の変化など要因はいくつか考えられるが,最も有力なものとして,銀河宇宙線との関係が注目されている。地球に進入する宇宙線が増えると,低層の雲の量が増えるという有力な説がある。

 電荷を持つ宇宙線は,太陽の磁場が作り出すカレントシートという「壁」に阻まれると,太陽圏には進入しにくくなる。太陽活動が弱まり,このカレントシートの壁が低くなると,宇宙線は入り込みやすくなる。そこで,太陽活動の低下→太陽の磁場の弱まり→宇宙線の増加→雲の増加→太陽光の反射率の増加→気温低下というように,太陽活動の変動が宇宙線の変動を介して,気候変動へと一本の糸で結ばれることになる。

 太陽活動が極めて静かだった過去の代表的な時期として,17世紀を中心とした「マウンダー極小期」がある。この時期は,宇宙線の進入が多く,気候が寒冷だったことがわかっている。マウンダー極小期には,太陽が作り出すカレントシートはほとんど平らになり,この真っ平らになったカレントシートをつたって,大量の宇宙線が入ってきていた考えられる。太陽活動がだんだんと静かになってきている現在,マウンダー極小期と類似したともいえる,気候のパターンが見え始めている。

  著者
 宮原ひろ子(みやはら・ひろこ)
 東京大学宇宙線研究所特任助教。樹木年輪から過去の宇宙線の量を推定する研究などを通じ,マウンダー極小期のような黒点が観測されなかった時期にも太陽周期が存在したことを立証。太陽活動と宇宙線,気候の関係をつなぐ「宇宙気候学」に強い関心をよせて研究を進めている。
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同じときに起きたからといっても原因は別 [科学]

地球について、まだわかっていないこと (BERET SCIENCE)

地球について、まだわかっていないこと (BERET SCIENCE)

  • 作者: 山賀 進
  • 出版社/メーカー: ベレ出版
  • 発売日: 2011/11/21
  • メディア: 単行本


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『地球について まだわかっていないこと』(山賀進/ベレ出版)

 数学・物理学史上空前の天才であるあのニュートンも、「私は真理の大海原を前に、浜辺できれいな小石や貝殻を拾って遊んでいる子供に過ぎない」と言っています。
 できる人ほど、自分がどこまでわかっていて、逆に何がわかっていないか、そのわかっていないことの方が圧倒的に多いということを、よくわかっているということだと思います。(「はじめに」より)

 第10章 二酸化炭素の増加と地球温暖化について

・産業革命以後、大気中の二酸化炭素は増加している。
・それ以後、地球の気温も、ある程度揺らぎながら上昇している。
・その温度上昇の主要因が人類の活動の影響かは断定できない。
・太陽の細かい変動と地球の気候の関係ははっきりしていない。
・太陽の無黒点期が続くと、地球が寒冷化する可能性がある。これも因果関係ははっきりとはしていない。
・太陽活動そのものの変化がわからない。
・将来の予想を立てるのは難しい。
・海水面の上昇に限っても、IPCCの予測通りになるかはわからない。
・地球が温暖化するとしても、それが人類にどのような影響を与えるかについてはよくわかっていない。
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